お問い合わせは
0176-23-5121

事業管理者あいさつ

2020年4月1日より、前事業管理者である松野正紀先生の命を受け、その業務を引き継がせて戴くことになった丹野弘晃と申します。
これまで院長職としても大変お世話になりましたが、改めてよろしくお願い致します。

さて、人口減少・高齢化が急速に進行する地域で、医療を維持し展開していくためには、柔軟に変化できる組織体にならなければなりません。

私見ではありますが、トップダウン的な地域医療構想の実現とボトムアップ的な地域包括ケアシステム構築の方向性は一致しており、当院の病院機能を維持継続するためにも、この流れを見極め対応しなければなりません。

これを踏まえて、当院は規模的にも地域的にも、「地域多機能型病院」即ち患者さんの状態に応じて柔軟に色を変えて対応できる愛称「カメレオン病院」を目指すことにしています。
具体的には救急診療・がん診療等の急性期診療を中心に、回復期診療のための地域包括ケア病棟と在宅診療に対応するための附属とわだ診療所を備えており、地域の変化に即応できる体制を構築しているところです。

地方公営企業でもある当院は、医療の公共性という公営性と経営という企業性を両立させながら存立し続けなければなりません。 当地に院長として着任した時の初心を忘れずに、医療の質と経営の質のバランスを強く意識しながら、今後の病院運営に取り組んで参ります。


事業管理者 丹野 弘晃

事業管理者の窓から